むかしむかし宝塚にあるおじいちゃんがいました
そのおじいちゃんは見る目があったので
『ほんとうにわるいやつ』
と
『実はわるくないやつ』
と
『ほんとうはわるいけど改心できるやつ』
と
『ほんとうはわるいし、改心もできないやつ』
の見分けがついていました
『ほんとうはわるいし、改心もできないやつ』は
仕方がないので、印を持たせて尾道まで向かうように言い伝えました
残りの者は宝塚の西谷・安倉・それ以外の場所で働いてもらうことにしました。
東から西へ向かう者がどこで留まるかは、その者次第であった時代の話です