nubird / peperonia’s blog

月のテレポーテーションに小指を引っかける人の物語

数と色

数ですが、先述した通り1から数えて10まであります。

0は僕の世界には存在しません。

-1以降のマイナスは存在していますし、理解もしています。

 

-1から0を踏まずに1に移行するのが僕の生き方です。

 

そもそも、0と無は異なります。

 

無というのは、文字通り何も無い状態を表しますが

0というのは、これは周囲との関係性があって初めて成立する概念です。

 

つまり0の周囲に0しかなければ、その0は無となりますが

0の周囲に1や2があれば、その0というのはあくまでも比較対象した場合の0だと思っています。

 

つまり、0が0であるか否かというのは、それそのものが決定するわけではないということです。

 

0というのは数字で見ると一目瞭然ですが、概念としては僕の中ではあやふやな存在です。

 

なぜ、あやふやかといえば先述した通りに、完全に人間側に属する物だからだと思っています。

 

真偽のほどは定かではありません。僕の私見です。

 

 

 

色ですが、これは数字とは別の系統分けだと思ってください。

 

確認している色は以下の通りです

 

 

以上です。それぞれの文字列の前に「真」をつけることで

純然たる色であるか否かを識別します。

 

朱は白と赤が混じった色です。

灰は白と黒が混じった色です。

 

皆さんご承知の通り、例えば赤と黄を混ぜると橙になります。

 

ですが、それは僕の感覚ではあくまで二次的な色の扱いで

一次的な色に含む中間色は朱と灰だけです。

 

ある色と、別の色と混ぜたらこの色になるよ、というのは

ぶっちゃけていうと西洋的な考え方です。

 

日本風(?)な考え方では

細かい色合い、風合いごとに名前をつけてますね。

 

手元の国語例解辞典には132種類の色の名前が巻頭に書かれています。

実際にはもっとたくさんの色の名前があるでしょう。

 

 

適当なこといいますが

 

色と色を混ぜて、別の色を作り出すというのは

あまり和風な考え方ではないような気がします。

 

色は作り出すわけではなく、あくまで自然に存在するので

自然から抽出するわけですから、作り出すというわけではないと

僕は勝手に思ってます。

 

 

で、先ほどの10種類の色なのですが

これはそれぞれパワーや方向性が違います。

 

赤は分かりやすく言えば戦闘色です。勝気です。

白はどんな色でも受容できる優しさがありますが

ともすれば、他色の影響を強く受けるわけですから、弱さもあります。

 

突然ですが色と数字の羅列を始めます。

 

1白

1赤

1朱

1他色

2黒

 

こんな感じで数字と色が進化したりします。

 

当たり前ですが、1黒と1黒を足しても2黒にもなります。

重要なことですが、「2の黒は2種類以上ある」ということです。

 

 

僕は基本的に

白 赤 朱 黒しか使いません。

紫は1と9だけで把握してます。

茶は1と7と10で把握してます。

灰はとりあえず存在してます。

 

青・緑・黄は僕は基本的に触れないようにしてます。

 

書くのを忘れてましたが金色があります。

これは僕の中にも存在しますし、別の場所にも存在すると思いますが

他の色でちゃんと綺麗に回せるはずです。

 

僕の中にある金は1だけで、それ以外の数字がつくことは当面の間はなさそうです。

 

金色は行きつくところまで行ってしまった、成れの果て、最終形です。

とても綺麗に見えますが、凄まじく危険です。

 

僕としては、もっとソフトな色合いでいいと思ってます。

端的に言えば金色と白色から黄色にしてしまう、とかですね。

 

ですが、僕は黄色は基本的に使いません。

 

では金色をどうするのかというと、ひとまずほうっておきます。

「知らない間に違う色に変わってた。」

 

こういう展開を望んでいます。

 

これとは別に「赭」があります。赤黒でもいいです。

これは7にだけ存在します。

表の7は茶でした。しばかれまくって、半身が底に沈んだ7茶です。

これに対応させる形で、7赭があります。7茶の影にあたる存在です。

 

僕の中には7赭はありますが、7茶はありません。

僕の茶は10(または1)になってるはずです。

 

7茶が沈んだ経緯について書きます。

 

くどく言いますが私見です。

 

 

1.2.3が生界で4は死界でした。

その後に摂理を司ることになったのが5です。

5黒は「見えない存在」でした。

 

ですので、6から見ると5が「見えない」です。

他の数字と違って、6だけは「片側しか確認できない」という事情がありました。

6から見ると7だけが見えます。

よく分からないままに、7にあれこれ要求します。

 

要求された7は、左隣に6、右隣に8が見えます。

7からすると、左隣なわけですから6は下位の存在に見えます。

 

ですが、6からは7が「上位の存在であることを確認できない」上に

片側にしか居ないので「きっと下位の存在だろう」と誤認するケースが多かったのでしょう。

 

結果的に7は「おかしいな、下位の存在のはずなのに要求だけしてくる……」

という瞬間的な感情だけが底に沈みます。半身が沈んでいるとはこのことです。

 

ともかく、7は要求に対してリアクションを取ります。右隣の8に対してです。

実質的に上位の8に対してのアクションですから、やむなく伝聞のような形になります。

 

「これこれお願いします」という感じです。

 

これを伝えらえた8というのは、右隣にいる上位の9と最上位の10が見えています。

ですから、この「これこれお願いします」という内容は

自然的に「自身より全ての下位の者の総合的な要望」だという認識になります。

 

であればこそ、その内容に問題がなければ、答えは一つ。「わかった」です。

 

こうして、8は9と10に伝聞による要望を伝えます。どういうリアクションがあるかは定かではありません。

 

 

 

 

さて、この「気持ちだけが瞬間的に沈んでしまう7」に合う色はどの色でしょうか。

受容の白か茶、はたまた灰でしかありません。

ですが、白では上位に伝達するだけの気力は起こりません。

灰だと、状況の不整合さが目につき、その状況を改善する気がします。

 

結果的に、ただ黙々と沈んでしまう気持ちを受け入れてコンパクトに行動するのは茶色ということになります。

 

これが7茶の由来で、かつ「茶が哀れな存在になってしまう理由」でもあります。

 

沈んでる上位を沈めれば、下位は上位に浮かび上がることができます。

これこそが、タチの悪い仕組みの元凶の一つのようなものです。

 

もっとも、茶がそのような状況になることは、あたかも規定、必至であったような気もしますが。